
種牡馬アグネスタキオン
アグネスタキオンは、名牝アグネスフローラの仔であり、ダービー馬アグネスフライトの全弟にあたります。圧倒的な強さで無敗で皐月賞を制覇し、3冠確実とされていましたがダービーを前にケガを発症し、わずか4戦で引退しました。
デビュー戦を圧勝し、次走のラジオたんぱ杯3歳ステークスでは、のちのダービー馬ジャングルポケットやダートの怪物と呼ばれるようになったクロフネらを子ども扱いにして楽勝。次元の違いを見せつけました。皐月賞のトライアルレースの弥生賞では、不良馬場をものともせずにこちらも圧勝。このレースにはのちの菊花賞馬であるマンハッタンカフェなども出走していましたが、まったく相手になりませんでした。本番の皐月賞も危なげないの走りで快勝しましたが、その後屈腱炎により引退しました。
現役時代の強さはその産駒にも受け継がれ、ダイワスカーレット、キャプテントゥーレ、ディープスカイといったG1ホースを輩出し、重賞ウィナーも数多く出しています。2008年にはリーディングサイアーも獲得しました。今後も種牡馬として活躍が期待されましたが、2009年に心不全のため急死しました。2010年に産まれた産駒が最後になります。
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