
ネオユニヴァース産駒の注目馬
初年度からクラシックホースを輩出し、種牡馬としての才能がさらに期待されるネオユニヴァース。この種牡馬の産駒で最も印象にあるのがロジユニヴァースです。横山典弘騎手に初のダービー制覇をもたらした同馬は、父ネオユヴァースの種牡馬としての可能性を私たちに大きく感じさせてくれました。
皐月賞前の弥生賞までは、ほぼ敵なしの完成度の高いレースで勝利し続けてきました。続く皐月賞でも圧倒的な人気を集め1冠目も楽勝かと思われましたが、まさかの二桁着順で大敗。ハイペースに巻き込まれたというのもあるのでしょうが、それでもあまりにも不可解な敗戦でした。やはり状態の悪さもあったかもしれません。皐月賞は大敗しましたが、クラシック2冠目の日本ダービーでも人気は衰えませんでした。2番人気に支持されたロジユニヴァースは、直線では不良馬場の中を最内から一気に伸びてきました。後続を突き放しての圧勝のゴール。皐月賞の大敗から復活し3歳の頂点にたちました
この不良馬場の圧勝の代償か、その後は体調不良もあって2009年での出走はありませんでした。2010年の日経賞で復帰しその後は宝塚記念にも出走しますが、今のところいい走りができていません。しかし体調と状態さえ戻れば必ずまた復活してくる馬だと思います。秋のG1シリーズでの走りに注目したいところです。
北海道新聞杯クイーンステークス予想
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