
ホーネット矢作師低評価に反発/毎日王冠
スーパーホーネット(牡5、栗東・矢作)の矢作芳人師(47)が、毎日王冠(G2、芝1800メートル、12日=東京)での低評価に異論を唱えた。放牧休養明けの一戦となるが、夏場を順調に過ごして力を出せる仕上がり。強豪相手に培ってきた実力は、このメンバーでも上位だ。安田記念で敗れたウオッカにリベンジし、悲願のG1制覇に弾みをつける。
スーパーホーネットの矢作師が、戦前の低評価に反発する。「ウオッカには一目を置かざるを得ないだろうけど、自分の中では2強ぐらいの気持ちでいた。ちょっと印が薄いね」。安田記念(8着)以来の休み明けとはいえ、夏を順調に過ごしてきた手応えがあるだけに、声も大きくなる。
人気を落とす要因の1つに、1番人気を裏切った前走があるのは確かだ。中団から伸び切れなかった不可解な敗戦を、矢作師は「何ともいえない微妙な馬場状態が影響したのかも」と分析する。見た目に悪い内ラチ沿いからウオッカが突き抜け、外を回した馬が伸びない不思議な結果。「うちの馬が通った辺りが一番悪かったのかな」。中間の美浦滞在など、かねて温めていた調整プランを実現させた一戦でもあった。出来には手応えがあっただけに、今でも悔しさが残る。
だからこそ、秋にかける思いは強い。矢作師は常々「G1を勝たないといけない馬」と言う。結果次第では天皇賞(秋)の出走プランも浮上するが、あくまでも最大目標はマイルCS。首差の2着に泣いた昨年の無念を晴らし、香港マイルに挑むのが師の胸の内。「最初からウオッカが出てくるのは分かっていたが、マイルを考えれば毎日王冠から始動した方がいい」。その言葉から、愛馬に対する信頼の程が伝わってくる。
ホーネットは、その期待に応えられるだけの仕上がりにある。放牧先から函館経由で9月25日に栗東へ帰厩。「先週は少し重かったが、今週はDウッドで併せて、きっちり仕上げる」。7日朝の計量では488キロだった。太め感なく仕上がっており、現時点では圧勝した京王杯SCと同じぐらいの体重で出走することになりそう。安田記念のリベンジを果たし、再びマイル路線の主役に躍り出る。【鈴木良一】
nikkansprts.com引用
ホーネット矢作師低評価に反発/毎日王冠
スーパーホーネットの矢作師が、戦前の低評価に反発する。「ウオッカには一目を置かざるを得ないだろうけど、自分の中では2強ぐらいの気持ちでいた。ちょっと印が薄いね」。安田記念(8着)以来の休み明けとはいえ、夏を順調に過ごしてきた手応えがあるだけに、声も大きくなる。
人気を落とす要因の1つに、1番人気を裏切った前走があるのは確かだ。中団から伸び切れなかった不可解な敗戦を、矢作師は「何ともいえない微妙な馬場状態が影響したのかも」と分析する。見た目に悪い内ラチ沿いからウオッカが突き抜け、外を回した馬が伸びない不思議な結果。「うちの馬が通った辺りが一番悪かったのかな」。中間の美浦滞在など、かねて温めていた調整プランを実現させた一戦でもあった。出来には手応えがあっただけに、今でも悔しさが残る。
だからこそ、秋にかける思いは強い。矢作師は常々「G1を勝たないといけない馬」と言う。結果次第では天皇賞(秋)の出走プランも浮上するが、あくまでも最大目標はマイルCS。首差の2着に泣いた昨年の無念を晴らし、香港マイルに挑むのが師の胸の内。「最初からウオッカが出てくるのは分かっていたが、マイルを考えれば毎日王冠から始動した方がいい」。その言葉から、愛馬に対する信頼の程が伝わってくる。
ホーネットは、その期待に応えられるだけの仕上がりにある。放牧先から函館経由で9月25日に栗東へ帰厩。「先週は少し重かったが、今週はDウッドで併せて、きっちり仕上げる」。7日朝の計量では488キロだった。太め感なく仕上がっており、現時点では圧勝した京王杯SCと同じぐらいの体重で出走することになりそう。安田記念のリベンジを果たし、再びマイル路線の主役に躍り出る。【鈴木良一】
nikkansprts.com引用
ホーネット矢作師低評価に反発/毎日王冠